羽黒山の正善院・正善院黄金堂・お竹大日堂

●庄内三十三観音 第1番 羽黒山荒澤寺正善院(山形県鶴岡市羽黒町手向字手向232)・・・・・養老六年、慈覚大師の開基と伝えられる。 正善院はかつて羽黒山十大伽藍の一つ手向山中禅寺の本坊として配下に三百坊をおいた寺であった。
●正善院黄金堂(しょうぜんいんこがねどう)・・・・・源頼朝が平泉の藤原氏を討つにあたり、勝利祈願のため寄進したもので、山内の建造物の中で最も古く、仁王門も有。 御本尊として祀る等身大の金色に映える三十三体の聖観世音菩薩は一見の価値あり。
●於竹大日堂・・・・・正善院黄金堂の境内の右横の有。江戸時代に大日如来の御化身・生き仏として江戸市中の人々が絶大な信仰を寄せた実在の人物「お竹さん」を祀っている「於竹大日堂」。 元和8(1622)年に現在の鶴岡市羽黒町に生まれた「お竹」さんは、18歳の時に江戸日本橋の豪商佐久間家の奉公人となりました。 お竹さんは気立てが優しく、人の嫌がる仕事を進んで行う働き者。米一粒も粗末にせず、自分の食事は飢えた人や動物に与え、自分は残飯を洗って煮て食べていたと言います。 今に感謝し、「もったいない」「ありがたい」という思いをいつも持ち続けたお竹さん。 その噂は江戸八百八町に広まっていきました。そんな慈悲深い彼女のもとを湯殿山行者と羽黒山伏が訪れ、「大日如来の化身である」と告げます。 お竹さんが亡くなると、佐久間家では仏師に高さ9尺(約3m)あまりの「お竹大日如来」像を彫らせ供養しました。 その後、お竹さんの生まれ故郷の羽黒山麓「黄金堂」の境内に「於竹大日堂」を建立し、奉納したのです。


羽黒山荒澤寺正善院(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の仁王門(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の仁王門(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の仁王門(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の仁王門の金剛力士像(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の仁王門の金剛力士像(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の説明版(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の説明版(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂のエンマ大王の石像(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂のお竹大日如来の縁起(2018/10/26)
羽黒山正善院黄金堂の於竹大日堂(2018/10/26)